新建材の家は
お手軽で造り易く、人件費や材料費がかからない、また狂わないということで合板や集成材が多く使われる。しかも腐りやすい材が多く使われる傾向があり、そのため防腐剤・防犠剤が大量に使用される。そのために新築から臭い家、シックハウスの家、自律神経が崩れる家、アレルギー社会を生み出しました。
ムク木の家は
太い檜柱、珪藻土の塗り壁、無垢のフローリング、桐の天井板が標準仕様です。
木組みの見える内部空間で、床・天井も無垢材を使用します。
また、呼吸間を大切にする本物志向で、壁は漆喰、または板張りです。
クロスは呼吸しない素材ですので、基本的には使用しません。
志木がこだわるのは、このように健康で耐久性が特別に高い安心安全健康な住まいです。結局それが、長い目で見ると「最も普通で経済的な住まい」だからです。このように、とびっきり高級な仕様ですが、庶民価格を実現するべく奮闘しています。
♦♦庶民価格にするために・・・・
より良い住まいをより安く実現するには、ハウスメーカのように経費率が40%以上という高い中間経費が不要なシステムが不可欠です。営業マンはおかない、展示場は持たない、自社加工など。また無駄な打ち合わせを無くせるぐらい「建主様」と「造る側」に、強い信頼関係が必要です。私たちが庶民価格のムク木の家にこだわるのは、「呼吸する住まい」の大切さを日々心と体で感じているからです。それはまた資源を大切にする「エコな住まい」で、本当の「未来の普通の住まい」と思うからです。私たちが造り続けている “適材適所で、耐久性が高く、健康な住まいであること”は、住んでいただけるとある時期はっきりと気付いていただけると思います。
♦♦子供達が発した言葉、「この家呼吸しやすい」
「素材がムク木である」というだけではなく、太い構造材、腐りにくい木材が適材適所で使われ、丈夫であること。仕上げ材の、ひとつひとつがが呼吸し、住む人が呼吸しやすく、身体で気持ちよいと感じることの出来る家であることがとても大切だと考えています。一日の疲れを癒す住まいは、いるだけでホッとするような空間であってほしいものです。たとえ「ムク木と漆喰の家」であっても、UV塗装やウレタン塗装あるいは有害物質を含む仕上げ材や呼吸しない漆喰が内装全般に使われるような家では、私たちの目的に適う家とは言えません。よってこの点が大切なのですが、
必ずしも「自然素材=健康な家」 に直結しないということをご理解いただきたいと思います。

