当社は明治時代から製材業「山川製材所」として山の伐採そして製材を行い、「山川製材工務」として建築、木材に関する事業を行ってきた歴史ある会社です。

有限会社志木は建築設計士であった前代表山川元志が「山川製材工務」を継承した際に社名を変更し、「呼吸する住まい」を創るコンセプトのもと、「木」を「志」したムク木の住宅を多数建築。
そして「ムク木ドットコム」という屋号で無垢のフローリングやオリジナル家具のオンライン販売をスタートさせました。

令和時代に娘が継承し、既存の「木材」事業を活かした「場づくり」の構築に取り組んでおり、町の若い世帯の人口増加を願い、地域活性につながる活動をしています。

昨今の住宅事情の変化で新建材の家が主流になってしまった日本の家。
今でいう「古民家」になりうる家の建築には手が出せなくなってしまいました。
我々若い世代が、古き懐かしいモノの良さに気が付き始めているこの時代に、失われつつある銘木材需要、失われつつあるコミュニティの在り方を取り戻す活動を行っています。

SHIKIの取り組み

銘木
「銘木」とは希少価値のある木材のことを指し、樹種に限らず、見た目からそう判断されることがあります。特にワシントン条約で絶滅危惧に値する樹種は国内でも流通が少なく、国内でも入手が困難のため「銘木」と呼ばれます。
志木の建物には所々、銘木が使われているため、その特徴や風合いに触れることができます。

カフェ
井手町の玄関口、玉水駅前である立地を活かした「銘木カフェSHIKI」は、銘木をあしらった店内の空間をそのままに、建築事務所だったスペースを改装し、2022年4月にオープンしました。テーブルや椅子は自社製品を活用し、地域の食材を使った食事を提供しています。
今やただの飲食ができるカフェだけではなく、地域コミュニティの拠点になっています。

ゲストハウス
築100 年近くの日本家屋で、ホスト同居型・1日一組限定の民泊を運営しています。主に外国人観光客が日本建築で日本人のライフスタイルを体験していただくことを目的としています。
ここにも銘木や日本家屋の装飾がたくさん施されており、宿泊したお客様を虜にしている空間です。

ベラシティハウス
2024年3月オープン。元製材所の跡地を利用して地域貢献型の「場」づくり施設となりました。毎週金曜日・土曜日は屋外居酒屋「玉水夜市」、毎週日曜日は銘木を中心とした木材の材料販売と屋外モーニング・ランチカフェの営業をしています。

企業概要

社名

有限会社 志木

代表者

代表取締役社長 山川 知恵里

本社所在地

〒610-0302
京都府綴喜郡井手町柏原37(JR奈良線玉水駅前)

TEL

0774-82-2025

E-MAIL

shiki.mukugi.com@gmail.com

主な事業内容

無垢材EC販売、貸しスペースの運営、飲食店及び喫茶店の経営、住宅宿泊事業法に基づく住宅宿泊事業、学習塾、文化教室、スポーツ施設及び各種カルチャーセンターの経営、各種イベントの企画及び各種の宣伝に関する業務、広告代理業及び各種の宣伝に関する業務

沿革

明治25年

創業

大正7年

山川製材工場として届け出

昭和戦時中

統制会社

昭和20年

民営移管され山川製材所として再発足

昭和36年

建設業者登録

昭和51年

山川計画設計一級建築士事務所併設

昭和54年

有限会社山川製材工務に社名変更

平成7年

有限会社志木に社名変更

平成31年

住宅宿泊事業法登録

令和2年

建設業登録抹消

令和4年

銘木カフェSHIKI 開業

令和6年

ベラシティハウス 開業

PROFILE

Chieri

有限会社志木の3代目。昭和64年1月2日生まれ、京都府木津川市育ち。
主なお仕事はカフェの運営、古民家にてairbnbホスト、銘木の価値を取り戻す活動。会社の広告全般を担当。
広告デザインやSNS講座など、集客をサポートするためのツールの制作や銘木素材を中心とした「ものづくり」もしている。
また、地域活性化のための「場づくり」コミュニティデザインに取り組む。

小学生から20年間、硬式テニスに邁進してきた元体育会系。
現在の好きなことは、茶道、着物など日本伝統文化に触れること。ピアノ。海外旅行。断捨離。
好きな言葉は「温故知新」。人生のテーマは「破壊と創造」。最近の関心事は「アップサイクル」。

Wabisuke

当社の看板犬、柴犬オス。通称「侘助専務」。2020 年生まれ、奈良県桜井市出身。
代表が通っていた茶道教室で知った、椿の茶花「ワビスケ」の響きから” 侘助(わびすけ)” と名付けられる。
主なお仕事は自身のキャラクターグッズの販売と、町内パトロール。密かに玉水駅「駅長」の座を狙っている。