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【TV出演!】2025年7月23日(水)放送!関西テレビ「よ〜いドン!となりの人間国宝さん」で紹介されました

朝の茶の間の人気番組、「よ〜いドン!」となりの人間国宝さんのコーナーで当社をご紹介いただきました。
京都・玉水駅周辺をぶらり。
駅前にある、銘木カフェSHIKIにタレントの山之内すずさんに来て頂きました。

(あとがき 2025.9.18追記)
5月の後半、関西テレビの放送作家の方からお電話をいただきました。
「最近、井手町の駅前が賑わっているのをネットで見ました。ぜひ玉水駅周辺を取材に行きたいと思っています」とのお話でした。

「ま、まさか、うちが“となりの人間国宝さん”に!?」――ここ最近メディアで取り上げていただくことが続いていたので、思わずそんな期待をしてしまいました。
実際、京都府南部・南山城エリアは観光地としても注目が集まっていると感じます。京都市内のオーバーツーリズムの影響もあるのかもしれません。それならば、私たちも一役買おうではないか!と。
ただ正直なところ、井手町は父の故郷で、私はまだまだ新参者。そんな自分がもし「人間国宝さん」のあのシールを……とあまり期待をせず、ここは素直にメディアの意図を受け入れることにしました。

その後、制作会社のディレクターさんとの打ち合わせが始まり、これまでの歩みをお話しさせていただきました。ただ、打ち合わせのとき、実際には何を話したかあまり覚えていません。


6月18日。ロケ当日、スケジュールは井手町のいろんなところを回って、18:30頃、うちが最後でした。
タレントの山之内すずさんが店内に入ってきてくださり、いきなり取材スタート。
銘木カフェSHIKIのこと、これまでの私自身のこと、ゲストハウスのこと、ベラシティハウスのこと、銘木創古のこと、、
てんこ盛りな情報に混乱せず、淡々と質問してくださり、小顔で可愛らしいお顔が眩しくて、目のやり場に困りながらお話しさせてもらいました。


本来は一緒に立て直しを頑張ってきた母も出演してほしいとの希望がありましたが、母は「出演NG」。最終的には父を写真で紹介していただくことになり、父の顔が写った写真を探すのに一苦労しました。私自身の写真も、20代に海外を旅していた頃のものを慌てて探しましたが、なかなか良いものがなく残念でした。


放送当日、カフェの営業中でしたが、電波の悪いワンセグテレビでどきどきしながら視聴。。
出来上がった映像を拝見し、これまでのストーリーをこんなにも素敵にまとめていただけたこと、自分のことながら感動しましたし、自分自身を客観的に見つめ直す機会になりました。

特に思い返されるのは、木材の片付けの大変さや、製材所を解体してからの計画が本当にうまくいくのかという不安。そして、そのために投じた見たこともない桁の資金。もう「この地で一生を捧げる覚悟」で始めたのが、SHIKIの2020年でした。

今日の自分があるのは、多くの方々に助けていただいたおかげです。何より、この地を守り抜いてくれた先代と家族、そしてここを必要としてくださった皆さまのおかげです。私は一生をかけて恩返しできる仕事に出会えたと心から思っています。

ディレクターさんからは「天国のお父さんに喜んでもらえるよう編集しました」とのお言葉をいただきました。関西で選ばれし者に与えられる「となりの人間国宝さん」という称号、そして何物にも代えがたい編集を施していただけたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

まだ自分のこととは信じられませんが、天国の父に少しでも報告できることができ、しかもこんなにも早く形になったことに感無量です。私はまだまだ発展途上ですが、駅前の賑わいを守り、玉水駅が快速停車駅であり続けられるように、乗降客の増加や町の人口増加を目標に活動を続けてまいります。
また、木材販売においても、銘木の新たな価値を発信し、我々世代、そして次の世代にも建築や暮らしの中で使っていただけるよう精進してまいります。

今後ともSHIKIをどうぞよろしくお願いいたします。